検査結果が陽性の時のジスロマックとテトラサイクリン

性行為感染症として知られるものの中には原因病原体が細菌や非定型菌であるというケースも多く、その際には抗生物質を用いた治療が行われていくことになります。非定型菌の一つとして知られるクラミジアは性器に対して感染を起こすことによって性器クラミジアを起こすことが知られており、日本で最も蔓延している性行為感染症の原因となっていると言われています。その感染拡大が問題になってきたことを受けて、クラミジアの検査方法も治療方法も確立されてきており、検査結果によりクラミジア感染が判明した場合には有効な抗生物質を服用することによって簡単に治療が行えるようになっているのが現状です。その治療の際に最も利用されているのがジスロマックであり、非定型菌であるクラミジアに対しても有効なマクロライド系抗生物質として傾向服用できることが特徴の一つです。それに加えて効果の持続性があることから、1錠を飲むだけで効果が10日程度は続き、それだけでクラミジア感染を完治させられるという点がメリットとなっています。しかし、クラミジア検査の結果が陽性であったケースであっても必ずしもジスロマックで完治できるとは限りません。頻繁に使用されてきたことによってジスロマックに対して耐性のあるクラミジアも徐々に生まれてきているからです。そういった際には作用メカニズムが異なり、かつ非定型菌であるクラミジアに対して有効な抗生物質であるテトラサイクリン系抗生物質を使用することによって治療を行っていくというのが一般的になっています。ニューキノロン系抗生物質も有効性が示されており、ジスロマックへの耐性が確認されたときにはうまく薬剤を選んでいくことが大切になります。