健康診断前に処方されるジスロマック服用の処置

ジスロマックは抗生剤の一種で、化膿性の炎症がある場合に菌をやっつけるために用いられます。内科だけでなく耳鼻科や歯科など様々な病院で処方される薬です。ジスロマックにはアレルギー症状や副作用がほとんどないことが特徴的です。服用すると胃腸から吸収され血液中に入りますが、その後、菌を食べる好中球という白血球とともに菌のある病巣に移動し、その部分で菌と闘うため他の部位に関与しないことが副作用が少ない理由です。そしてその病巣に長くとどまることができるので服用する量を少なくすることができるというメリットもあります。他の抗生剤なら一日3回の服用が必要なところジスロマックは一日一回でよいので飲み忘れを防ぐこともできます。
しかし副作用が全くない訳ではありません。ジスロマックは胃腸を動かすという性質を持っています。そのために内服後数時間経過すると腸が動き始めて下痢を起こすことがありますが、それも一過性のもので、他の抗生剤のように腸の善玉菌までやっつけられているから起こるというものではありません。
そして注意が必要な点もあります。
風邪をひいたり歯医者での処置などでジスロマックを処方されると1日1回3日間の服用で一週間くらい効き目があるためジスロマックを服用しなくなっても数日間は体内に薬の影響が残っています。そのために服用後数日の間に健康診断を受ける予定がある場合は数値に異常が出る場合もあるので、健康診断ではその旨を伝えるか、再検査という結果が出た時に再度受診するようにします。または処置をしてもらう医師に健康診断があることを伝え、他の抗生剤を処方してもらうようにします。
また3日間の服用で一週間効き目が持続するため、その間に他の薬剤を服用すると薬物間の相互作用が起こる可能性もあるので注意が必要です。